基本情報

先日、田端駅から徒歩5分ほどの場所にある発展場へ足を運んできました。
入場料は2,000円(ワンドリンク込み)。
それ以外にも、
- 3杯セットで1,000円
- 呑み放題+入場料込みで3,500円
というメニューが用意されていました。
後ほど詳しく書きますが、発展場的な目的で訪れると後悔するかもしれません。
実際に行ってみた印象としては、「3杯セット」か「飲み放題」を目当てに、ただ飲みに来ているお客さんが多いようでした。
ぼく自身も発展目的で足を運んだのですが、店内の雰囲気や客層を見て、
「これはちょっと違うな…」と感じ、10分も滞在せずに退室することとなりました。
ちなみに、アクセスについては、HPに記載されている道順を参考にすれば迷うことなくたどり着けます。
場所自体はわかりやすく、初めて訪れる方でも問題ないと思います。
お店は扉を開け、階段を降りた地下にあります。
入り口からの流れ

階段を下りた先にあるお店の入口には、マットが敷かれており、「本日は全裸での入店」との案内が扉に掲示されていました。
内容としては、「このスペースで服を脱ぎ、入り口の扉を開けてお入りください」とのこと。
…しかし正直なところ、夏の簡単な服装であっても、その狭いスペースで服を脱ぎ、衣服と靴を手に持ったまま扉を開けるのは、かなりやりづらさを感じました。
扉の先に広がっていたのは…
重い気持ちのまま扉を開けると、目の前に広がっていたのは——
よくある、こじんまりとしたゲイバーの景色。
店内に入ると、まずは入場料2,000円を支払います。
その際、スタッフから以下のアイテムを手渡されました:
- 靴を入れるビニール袋
- タオル
- ロッカーキー
そのまま、ロッカーのあるスペースへと案内されます。
個人的には「ここで服脱げばよくない?」と疑問に思いつつ、ロッカーに衣服をしまい、まずはシャワーを浴びることに。
ロッカールームの壁には、以下のような張り紙がありました。
【初めての方へ】
「先ずはシャワーを浴びていただき、カウンターにてドリンクをご注文ください。」
というわけで、とりあえずシャワーを済ませたあと、カウンターの空いている席に座り、ドリンクを注文することにしました。
独特な空気に、早くも違和感

シャワーを終えてカウンター席に座った時点で、店内には8名ほどのお客さんがいました。
全員が常連さんのような雰囲気で、明らかにアウェイ感が漂っていました。
メニュー表のようなものは一切見当たらず、仕方なく「何がありますか?」と尋ねてみると、スタッフから返ってきたのは、**「とりあえず、何が飲みたいか言ってみて」**という言葉。
…正直、この時点でかなりイラッとしました。
店内に漂う、なんとも言えない独特な空気。
無理に“ほげてる”ような、作られたような雰囲気。
とにかく、ぼくには居心地が悪かったんです。
「チューハイはありますか?」と聞いてみると、返事はなし。
謎の沈黙。
その空気に気づいたのか、隣にいたお客さんが「酎ハイのレモン?」と助け舟を出してくれたので、「はい」とだけ答え、ドリンクが出てくるのを待つことにしました。
やがて提供された酎ハイは、プラスチックのコップに雑に注がれたお酒。
正直、お世辞にも美味しいとは言えず、
「これなら缶チューハイの方がよっぽどマシだな」と思ってしまいました。
しかも、他のお客さんたちは全員アルミ製っぽいグラスで飲んでいたのも気になるポイント。
空気感も合わず、スタッフとの相性も微妙、そしてドリンクのクオリティにもがっかり。
「もう、さっさとお酒を飲んで、発展スペースを見に行こう」
そう思って、グラスを一気に空けることにしました。
そして、発展スペースへ——

ロッカースペースを挟んで、カウンターと発展スペースは分かれています。
カウンターでの居心地の悪さから早々にその場を離れ、気になっていた発展スペースを覗きに行ってみることに。
しかし、そこに人影はなく、空間自体も…正直、「残念」としか言いようのないものでした。
広めのスペースには、ござのようなものが敷かれているだけ。
そしてその奥には、
- やたらと暗い、個室が2つ
- ソファが2つ
…たったこれだけ。
加えて、発展スペースの一角には倉庫のようなスペースが剥き出しになっており、目隠しすらされていない状態。
雰囲気づくりの工夫もなく、「これって、使っていいの?」と戸惑うような空気が漂っていました。
さらに不思議だったのが、個室のひとつの前にソファが置かれ、入り口を塞いでいるという配置。
使用不可なのか、ただの物置なのかはわかりませんが、どうにも使いづらい印象です。
この日は結局、誰一人として発展スペースに入ってくることはありませんでした。
というより、そもそも「ここでどうやって発展するの?」と疑問すら湧いてしまうような空間。
もはや発展場というより、名前だけが“それっぽく”なっている場所という感じでした。
※この記事は個人の体験に基づいて記載しています。空間やサービスに関しては日によって異なる可能性があります。
滞在わずか、そして退室へ

発展スペースには誰もおらず、カウンターの空気もどうにも肌に合わない。
「これ以上ここに滞在する意味はないな」
そう感じたぼくは、ロッカーに戻って着替え、早々に帰ることにしました。
ただ、帰る際にもひとつハードルがありました。
それは、鍵やタオルを返却するために、再びカウンターに立ち寄らなければならないこと。
そこには、先ほどまで談笑していた常連さんたちがいて、たった10分ほどで帰るぼくの姿は、どうしても気まずさを感じざるを得ませんでした。
案の定、スタッフからは
「もう帰るの?」
と声をかけられましたが、その言葉には気持ちがこもっているとは思えない。
愛想笑いすら浮かばないほど、心はもうこの場所から離れていたのです。
今回は完全にミスマッチでした。
実はぼく自身、いつかはハプニングバーのような空間を作ってみたいという思いがあります。
だからこそ、今回の体験を通じて、
- こうすると居心地が悪くなるんだな
- この空間だと発展しにくいな
- ハプニングが起きにくいのは、こういう要素かもしれないな
といった点を、実感として学ぶことができたのは、大きな収穫でした。
「これはないな」と感じる場所に足を運ぶことも、理想の空間づくりには欠かせない体験なのかもしれません。
今回の訪問は結果的に残念ではありましたが、今後に活かせる学びを得られたことには感謝しています。
先日、上野公園の発展場を訪れてきました。
時間は週末の夜、22時頃。
いつ来ても思うのですが、とにかく人の多さに圧倒されます。
「今日はどんな人がいるかな」と、周辺をゆっくり散策していると——
なんと、かなりタイプの方を2人発見!
上野公園って、正直「今日はハズレかな…」と思う日もあるんですが、
たまにドンピシャな可愛い子に出会えるからやめられないんですよね。
しばらく様子を見ていると、その中の一人、ガタイのいい子がこちらに近づいてきました。
タイミングを見計らってアプローチしてみたところ、あっさりOK。
そのままいい雰囲気で遊ぶことに。
上野公園ではよくある話ですが、遊び始めるとギャラリーが集まってくるんですよね。
気づけば周りには数人が…。
その中に、スーツ姿の60代くらいのおじさんが混ざってきていて、そこから空気が一変。
急に絡んできた“妖怪おじさん”
こちらは完全にスルーしていたのですが、おじさんはお構いなし。
「荷物持ったままだと、やりにくいでしょ?」
「可愛いね〜」
などと声をかけてきて、やたらと自分のモノを触らせようとしてくるんです。
正直、まったく興味がないし、雰囲気も壊されるしで、ひたすら無視&抵抗。
でも、こういう人ってなかなか諦めないんですよね…。
妙にメンタルが強いというか、空気を読まないというか。
発展場でたまに現れるこのタイプ、ぼくの中では「妖怪系」と呼んでいます。
しばらくして、そのおじさんはどこかへ去ってくれました。
ようやく解放されたぼくたちは、そのまま4Pに突入。
濃厚で楽しい時間を過ごすことができました。
正直、いろんな意味でカオスだし、リスクもある場所ではあるんですが、
それでもまた足を運んでしまうんですよね。
上野公園って…
たまに可愛い子に出会える、その一期一会の感じ。
妖怪に邪魔されることもありますが、それも含めて発展場の「味」なのかもしれません。
※この記事は筆者個人の体験に基づいています。安全面・マナーを考慮した上で、各自ご判断ください。





