LIFE&FOOD PR

ゲイの犬と猫のいる暮らし【犬編①】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ぼくのいえのさだ(@bokunoieplus)です。

ぼくが飼っていたバーニーズマウンテンドックは短命で

10年以上生きることができれば、その時間は神様からの贈り物と言われている程です。

ジェシカもちょうど10年で天国へいきました。

幸せでもあり、後悔も沢山あるジェシカとの思い出を書いてみようと思います。

生まれて初めて犬を飼う

仔犬

ずっと飼いたかった犬。

憧れた愛犬とする河原の散歩。

家に犬がいる生活。

生まれて初めて家族として迎えたのが、バーニーズマウンテンドックの仔犬でした。

相方とかいやとぼくとジャシカとの生活の始まりです。

たしか予防接種の加減だったと思うのですが、しばらくの間外での散歩は禁止でした。

超大型犬だったんですが、仔犬の時はかいやと同じくらいの大きさで、コロコロしていてもうぬいぐるみそのものでした。

トイレシートの上でのトイレもすぐに覚えて、本当に賢い仔でした。

仔犬の時はゲージに入れて飼っていたのですが、かいやが頻繁に遊びに行って二匹が遊んでいる姿は、それはそれは可愛かったです。

仕事が早く終わってほしくて、毎日早く帰りたくて仕方がなかったです。

子供が生まれた時って、こんな気持ちなのかなと思ったりしました。

仔犬は可愛いだけじゃない

仔犬の飼育の大変さを思い知ることとなります。

ゲージからの脱走を覚え

仕事から、帰ると順番にありとあらゆるものが破壊されていました。

ジェシカにとっては全てがおもちゃなのです。

テレビのリモコンはバラバラに

うっかり、携帯を届く場所に置いていようものならバラバラにされていました。

玄関に靴を出し忘れていても終わりです。

ブーツはスリッパ状態

スニーカーなどもズタズタになっていました。

僕たちの匂いがついてるものは特に狙われます。

部屋を返す時やばいよな!というくらいに部屋も大変な事になっていきました。

飼いやすい犬種

散歩

性格の違いはもちろんありますが、バーニーズマウンテンドックは賢い犬種だと思います。

散歩デビューの時も、自分からぐいぐい引っ張ることなく

教えた訳でもないんですが、ちゃんと僕たちの横をついて歩いていました。

友達などがリードを持っても、よほどの事がない限り引っ張ったりしなかったです。

他の犬が吠えてきても一切無視。

他のワンちゃんに吠えたり、人に吠えるような事もなかったです。

唯一、雷が大の苦手だったので鳴り始めると

おうちの方へ帰ろうと、グイグイ引っ張っていました。

それが、また可愛かったです。

車に乗車中

よく、助手席にジャシカを乗せて運転していたんですが

助手席で、おとなしくしてくれていたので安心して運転が出来ました。

助手席に誰かが座るときは、足元に潜ってお利口にしていました。

たまに、甘えてこようとした時にも

「ジェシカ 今は運転中で危ないからお利口にしててな!」と伝えると

ぼくの足の上に顎だけを置いてきたりして、困ったことはありません。

可愛くて可愛くて、田舎に帰る時も絶対連れて帰っていて

バーニーズが暑さに弱い犬種ということもあり

お墓参りをして、近所の川に水遊びに行って

田舎のお家にはあげれない為、外で待たすには暑さが可愛そうだったので

「ジェアシカが可愛そうやし、ぼくそろそろ帰ります」と言って帰っていると

親戚からは、「さだ君これは結婚できんな」と言われえていました。

それくらい、可愛くてしょうがなかったのです。

トイレ

仔犬の時も、すぐにトイレシートの上ですることを覚えて

他の場所で、粗相をするようなこともなく

大きくなってからは、これも教えた訳ではなく

散歩に行ってトイレはするものだと思っていたようで、僕たちが帰って散歩に行くまでは我慢していました。

たまに二人とも帰るのが遅くなった時は

部屋でおしっこをしてしまっている事もあったのですが、自分が悪い事をした時はいつもの玄関での大歓迎がないのです。

その、自分が悪い事をしてしまった時の反省している姿も、愛おしかったです。

本当に限界だったんだな〜と怒るのではなく、申し訳ない気持ちになっていました。

そのせいもあり、度々膀胱炎になって病院で診てもらっていました。

事故

アメリカンドック

三重に実家がある友達から、お祭りに誘ってもらい、相方とジェシカとぼくで遊びに行った時のことです。

おじさんは親切でくれたのですが

ジェシカの顔の前に棒付きのフランクフルトを差し出してきて、それをジェシカが食べてしまい棒がついていたので慌てて取ろうとすると、ジェシカは取られると思って棒ごと飲み込んでしまったのです。

あの棒は先が尖っていますし、木の棒は消化が出来ません。

友達に事情を話し、急いで大阪に戻り動物病院に連れていきました。

木はレントゲンにも映らない為、吐き気を促進する点滴をしてもらい

何度も吐こうとするんですがフランクフルトが出てくる気配がなく

とりあえず一旦帰って、容態が急変した場合は棒の先が胃や消化器官を痛めた可能性があるので、すぐに病院に来てくださいと言われました。

ジェシカは元気なまま数日が経ち、散歩中のうんちに何やら棒らしきものが。

なんと、あの長い腸も無事通過して便に包まれて、棒がそのままの状態で出てきてくれました。

この、出てきた時の喜びは今でもはっきりと覚えています。

「ジェシカよかったな〜」

「頑張ったな〜」と暫くの間その場所で抱きしめていました。

車に轢かれる

これは、完全にぼくの不注意なんですが

マンションから出る時に、リードをまだつけていなかったため

ジェシカはマンションの扉が開くと、テンションが上がって道に走っていきます。

その時、ちょうど車が来て跳ねられてしましました。

数メートル飛ばされたんですが、ジェシカは元気にぼくのところに走ってきて

ぼくも、びっくりしていましたが車を運転されていた方もすごく驚かれて

めちゃめちゃ謝ってきてくれましたが、完全にぼくが悪いので

車にへこみや傷などがないかをお聞きして

それは、全然大丈夫との事でそのまま去っていかれました。

外傷は全くなかったんですが、念の為病院に連れていき

レントゲン等の検査も異常はなく

その後も何もなく元気だったので、本当によかったです。

車が走る街中は危険がいっぱいです。

行方不明

スーパーに買い物に行く時も、いつも一緒に行って繋いで待たせていたのですが

とある日、買い物をしていると仲のいいガードマンの方がぼくのところにきて

「ワンちゃんが猫を追っかけてどっかに走って行ったよ」と伝えてくれました。

周辺を探してもどこにもいなくて

もしかしたらお家に帰ってるかもと思いましたがいません。

周辺は車が多い道路だらけです。

近所に住む友達にも手伝ってもらい探しましたが、見つかりません。

「ジェシカ〜」「ジェシカ〜」と大声で叫びながら探し続けていると

スーパーの近くにある駐車場の入り口に座っているジェシカの姿が。

あの、途方にくれたジェシカの姿も忘れる事はありません。

思いっきり抱きしめて、泣いてしまいました。

一緒に探してくれていた友達に連絡をとり

友達も元気なジェシカの姿をみて一緒に泣いてくれました。

苦手な場所

初めにジェシカがお世話になっていた、大正にあった動物病院を本当に嫌っていました。

散歩のふりをして連れて行くんですが

病院に入ろうとすると踏ん張って意地でも前に進もうとしません。

抱きかかえて、病院に入るのですがずっと脱走のタイミングを狙っています。

しっかりと、リードを短く持って絶対に外に行かないように気を付けていたんですが

あの日は、どうゆう状況だったのか思いだせないのですが

病院の扉が開いた瞬間に、ジェシカが脱走してしまったのです。

病院の前は、片側二車線の交通量の多い道路。

ジェシカは、道路の方に走って出ていってしまいました。

頭が真っ白になっていたぼくは周りの走っている車が視界から消え

ただ、目の前を走っていくジェシカに向かって道路へ飛び出していました。

たまたま、高速の車は走っていなくて止まってくれていました。

ジェシカを捕まえて、我にかえり止まっている車の方達に頭を下げて

急いで歩道へ戻ります。

たまに、子供を助けるために親が一緒に跳ねられるとか

溺れてしまうような事故が起きていますが、こうゆう事なんだなと感じました。

sada’s point

ジェシカはぼくに幸せな時間をたくさんくれました。

最終的には、ジェシカを実家に預ける事にしたのですが

それまでは、ぼくに何かがあった時はこれを読んでね!

と、母に手紙を書いて渡していました。

その中の一つとして

・家でジェシカが待ってます。ジェシカは自分でご飯も食べれないしお水を飲むこともできません。トイレも我慢しています。早くジェシカのところに行ってあげてください。ジェシカの事をよろしくお願いします。

というような内容の事を書いていました。

これを書いていると、ジェシカとの思い出が蘇ってきて

泣けてきました。

会いたいよ

ジェシカ…