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ゲイとしての自己紹介

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ひとし君

さだ君はいつ頃からゲイだと自覚したの?

さだ

ぼくは高校生の時かな

親友の大切って気持ちを完全に超えてたからね〜

まだ自覚がなかった頃

幼稚園迄

姉二人の末っ子長男として生まれました。

待望の男の子。

末っ子。

めちゃめちゃ可愛がられて育ちました。

下の姉とは小さい時から仲が良くて、いつも女の子達と遊んでました。

遊ぶ内容も女の子がするような事ばかりだったので、将来この子は大丈夫か!?等と親戚などに心配されていました。

今会っても、さだはまともな男になってよかったな〜!

みたいな事を言われたりするのですが、ぼくを含め家族は(ゲイですけどね…)と心の中で呟いています。

小学生

小学生になっても相変わらず女の子と遊び、姉と一緒に「リボン」「なかよし」※女の子が読むジャンプみたいなものを買いに行って読んだりしていました。

女の子とばかり遊んでいても男子から虐められたような記憶は一切なく、普通に男子とも喋っていました。

高学年になってやっと男子と遊びはじめて、遊びも自然と男の子の遊びへと変わっていきました。

中学生

中学に入ってからも女子とも仲がよく、男子とも仲がいい感じでした。

自分で言っちゃいますが、学生時代はとにかくモテました。

入ったバレー部が学校一厳しい部だったので

朝練→授業→部活→帰宅の日々でした。

小学5年生の頃に引っ越ししてきた奴と親友になり、部活も一緒だったのでずっとそいつといた気がします。

中学生の時は普通に女の子が好きで、2年生 3年生とずっと彼女がいました。

この時は、一緒に帰ったり、遊びに行ったり、手を繋ぐくらいでした。

ゲイを自覚したきっかけ

高校生

ぼくが行っていた高校は男子校で、3年間クラスも担任も変わらない学校だったんです。

そこで出会った親友といることがとにかく楽しくて、席も自由だったので前後に座ってずっと一緒にいました。

お互いの家に頻繁に泊まりに行って

一緒にご飯を食べて、お風呂に入って

お互いの布団で一緒に寝てました。

この頃から、自分の気持ちに「あれっ?」と思う事が多くなり

周りは彼女との事を色々と話していたのですが

そんな話で盛り上がっているなか

自分には、その話の内容に全く興味が湧きませんでした。

それよりも、その親友と一緒の布団で寝れる事が嬉しくて

寝返りをうって、ぼくにしがみついてきたりすると

このまま…

もう少しこのまま…

と思ってしまうのです。

高2くらいからは、その親友が別の友達と仲良くしているとやきもちを妬いしまっている自分がいました。

高校を卒業するときは

もうこいつとこうやって、当たり前のように毎日会えなくなってしまう事が、一番辛かったです。

就職

あれだけ、大切で仲のよかった親友とも会う機会が減っていきいつの間にか疎遠になっていました。

配管工として現場業の仕事をしていたんですが、その時の職場の方にも恵まれていて、毎日と言ってもいいほど飲みに連れて行ってもらってました。

現場に一緒に行くことが多かった直属の先輩が、仕事中はめちゃめちゃ怖いんですが

元ラグビー部

めちゃめちゃ男前

マッチョ

と、今思ってもそりゃ惚れるでしょ!

って方で、仕事中は怖すぎて本当に嫌でしたが

仕事以外ではめちゃめちゃいい先輩で

二人で釣りに行ったり、旅行にも連れて行ってくれたり

先輩の地元の友達にも沢山会わせてくれて、弟みたいに可愛がってくれてました。

飲みにもよく連れて行ってもらい、その時はほぼ先輩の家に泊まりに行ってました。

別に、何もないんですがめちゃめちゃ嬉しかったです。

もう、この頃にははっきりとゲイの自覚がありました。

でも、とりあえず彼女もいてどうすればいいのかわからない状態でした。

ゲイの方との出会い

生まれて初めてゲイの方と会うことに

当時、18歳。

生まれて、初めて自分以外のゲイの方に会う事となります。

当日、待ち合わせ場所に現れた方は今思うと全くタイプでもなく

むしろ、無理な方だったわけですが

その時は、嬉しさが勝ってしまい

そのまま、一緒にご飯に行くことになりました。

そこで、自分以外の誰かに初めて「自分は男性が好きなんです」

みたいな事を伝えて、いろんな話をしました。

大きな抱えてた何かがスッと降りた感覚です。

時間をみつけては大阪へ

その方とも、たまに会ってましたが

大阪のゲイの方が集まる場所に行くことが増えました。

そうなると

今まで入ってこなかった情報が入ってくるようになり、どんどんとゲイの世界に足を踏み入れていく事となります。

初めての彼氏

彼との出会い

彼と出会ったのも、大阪にあった今はなき場所です。

外に出て話でもどうですか?

と言われて、一緒に出て今のヨドバシカメラの近くに車を止めて

色々と話をして、連絡先を交換してその日はお別れしました。

後日、連絡を取り合いながら何回か会ってるうちに付き合う事となり

じゃ、ぼくは彼女と別れてくるよ。

と伝えて、彼女と別れました。

それ以来、彼女を作るのはもうやめよう!

と決めた時でもあります。

同棲生活

付き合いだして、暫く経ってから

相手が、頻繁にうちに泊まるようになって

ぼくの実家で同棲してるくらいに家に泊まってました。

その時はまだ家族にはカミングアウトしていなかったのですが、彼のいる生活はなぜか自然でした。

そんな中、二人で家を探して一緒に同棲することにしました。

初めて実家を出て、好きな彼との生活は楽しくて

色んなところに行き、沢山の幸せな時間を過ごしました。

約、5年近く一緒に生活して色々と会って彼とは別れました。

ゲイとしての生活

彼氏

いろんな方と付き合い、今は独り身です。

彼氏が欲しい〜!

みたいな願望は特になく、いい出会いがあればいいな位な感じです。

仕事

ぼくが尊敬している人は、職人時代にお世話になった親方と母親なのですが

職人時代は、その親方だけにはカミングアウトしていました。

その後、カイロプラクティックの専門学校に通い

その時も、仲のいい友達には言ってました。

その後、勉強で働かせて頂いていた整体院でも隠す事なく

それ以来は、あえては言いませんが

ゲイだということは隠さずに生活させて頂いています。

仕事でいうと

今は個人サロンにて食べていけているので有難い限りです。

プライベート

プライベートでは、ハマりまくっているテニスも

仲の良い方にはカミングアウト済みなのですごく楽です。

平日の午前中はテニスかトレーニング。

休みの月曜日は、ほぼ一日中テニス。

昼からと週末は仕事。

空いた時間で、最近始めたこのブログを書いたり

それに関連する勉強をしているので、日々充実しています。

sada’s point

ぼくは、もし生まれ変われたとしても

自分として生まれ変わりたいと思えるくらい幸せです。

そして、このままゲイとして生まれ変わりたいです。