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交通事故

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ぼくのいえ店主さだ(@bokunoieplus)です。

今回は、時効になっている今だからこそ話せる事を書いてみようと思います。

車での大きな事故でした。

ひとし君

事故って自分が気をつけていても巻き込まれる時があるから怖いよね!

さだ

ぼくが起こしてしまった大きな事故は相手に迷惑をかけてしまったんだ…

飲酒運転

19歳

今程、飲酒運転の罰則が厳しくなかった当時は普通に車で飲みに行っていました。

この日は現場での仕事を終え、親方たちと職場近くで飲んだ後、車で大阪のスナックへ行きました。

助手席に親方

後部座席には先輩と後輩が乗っていました。

朝方まで飲んで、そのまま仕事に行くために神戸市北区にあった営業所へ戻るために名神高速へ乗り、ぼくが運転をしていました。

この時点で、結構なお酒を飲んでいて一睡もしていない状態です。

眠気と飲酒の怖さ

そんなに長時間運転でもなく、お酒を飲んで運転するのは日常の事だったので何を迷うこともなく運転していました。

当時、連日飲むのは当たり前。

数時間しか寝れない日々が続いても、昼休憩の時に少し寝れば回復する感じでした。

西宮北口で降りるんですが、その直前に一瞬の眠りについてしまったのです。

事故の瞬間

スローモーション

よく事故などの瞬間は『スローモーション』になると言いますが、本当にそんな感覚でした。

ふと気がつくと西宮北口出口の看板が見えました。

それと同時に、目の前に大型トラックが目に入り咄嗟にハンドルをきりました。

車の後部に一度ぶつかりそのまま路肩とトラックの間に車が挟まれた状態になり車が進んでいきます。

フロントガラスが割れ、挟まれた運転席側の窓ガラスが順番に割れていきます。

この一瞬の出来事が完全にスローモーションになり、車が止まった時には放心状態になり、先ずは隣の親方と後部座席に座っていた後輩と先輩の状態を確認すると奇跡的にみんな無事で、寝ていた為に何が起きたのかを理解するまでに少し時間がかかりました。

無事が奇跡

とりあえずエンジンはかかったので、車を動かし路肩へ移動。

車を降りると想像以上に車は大破していました。

エンジンがかかった事が不思議なくらいで、一番はこの大事故で四人全員がシートベルトもしていなかったのに無傷だった事です。

車外に放り出されてもおかしくない程の衝撃でした。

後に大破した車を見た人は全員が『この状態でよく無事だったよな…』と口にしていました。

特にぼくの隣【運転席側】の扉は内側へと凹みガラスは全面が割れて、ほんとに無傷だったのが奇跡だと感じました。

警察到着時

親方と先輩の怖さ

パトカーが到着して二人の警察官が降りてきたんですが、親方と先輩が先手攻撃に出ました。

『急にあのトラックが止まったからこんな事になったんじゃ!!』みたいな事をマシンガンのごとく警察官の二人に詰め寄ります。

ぼくは唖然とその光景を見ていました。

トラック運転手の方も急に後ろからぶつけられたかと思えば、悪者扱いにされてびっくりされていたと思います。

車から降りる前に親方から一言『絶対に謝るなよ!』とだけ言われてました。

この二人

親方→高槻周辺を束ねていた暴走族の元総長

先輩→門真界隈ではその年代で知らない人はいないくらいの不良【喧嘩無敵】だったのです。

現場でいつも怒られていましたが、この時の迫力は凄かったです。

ぼくを守ろうとして警察の方に怒鳴っていたんですが、逮捕されてしまうんじゃないかと思うくらいの勢いでした。

パトカー内でのやり取り

運転されていたのは?と聞かれ、ぼくがパトカーの後部座席に乗ります。

警察官の方の開口一番『ほんとに君が運転してたの?もし嘘をついているなら大変な事になるよ!』みたいな事を言われました。

事実ぼくが運転していたので、答えは『はい。』

先ずは、飲酒検査

朝まで飲んでいたぼくはかなりの数値で飲酒状態。

その後、免許証を渡し切符を切られた方はご存じの事務作業をこなされています。

後部座席で待っている間、免許取り消しが頭をよぎります。

保険の重要性

飲酒運転は保険適応外

その日のうちに保険会社の方に連絡を入れました。

任意保険と車両保険には入っていたのですが、会話の中で『飲酒運転の場合は保険適応外になります。』と言われた記憶があります。

勿論、車は廃車。

後日、保険会社の方にぼくがあてたトラックが冷凍輸送のトラックだったため、商品の保証などを含めると凄い金額請求になった…。

と言われていました。

何故か、後日車両保険の金額を含めたお金が口座に振り込まれる事となります。

なんでだろう??

と思っていたのですが、この時の反則キップもいつまで経っても届きませんでした。

これは、ぼくの想像でしかないのですがあの時の警察の方が『本当に運転をしていたのはこの子ではないんじゃないのか?』

『親方か先輩の身代わりになっているんじゃないのか?』

と思ってくれて、飲酒運転にはしなかったんじゃないかという予想です。

車両保険がおりた事にも驚きましたが、あの時の反則金や原点が一切なかったのです。

こんな事もあるのかと若いながらに驚きました。

会社の方を含め、周りの方も不思議がっていました。

この、車両保険がおりたおかげで次の車を買う頭金ができました。

Sada’s point

事故に対する事項年数を調べて、大丈夫そうだったので当時の体験を書いてみました。

事故は自分が運転をしていなくても巻き込まれる事だってあります。

一番大きな事故はこの事故だったのですが、他にも幾つかの経験があります。

小さな事でいうと、相手が自分の車に軽く後ろから当たってきたり、ミラーに当てられたり…。

余程の傷や凹みがある場合は、警察を呼んでもらいますが少しの傷や凹みなら『大丈夫ですよ!』と言ってきました。

そのおかげなのか、現場の駐車場でバックをしている時に後ろの車が見えずおもいっきりぶつけてしまった時には、持ち主のお兄さんが『どちみち廃車にしようと思ってたからいいよ!』と言ってくれたり、工事現場に止まっていた車のミラーに思いっきりぶつけてしまった時も、『こんな所に止めてたこっちも悪いから』と許して頂いたり、そんな経験が幾つかあります。

たまに、事故現場に遭遇した時に、全く傷すらついていないのに大声で揉めている四駆等に乗ってる人などを見ると、お前が四駆に乗んなよ!ちっさ…。

と心の中で呟いてしまします。

ジムニー

ランクル

サファリ

パジェロ

などで、川に走りに行っていた時はみんな豪快に車を運転していました。

そんな風に少々当たって凹んでも傷がいっても気にしないのが、四駆の良さだと思うのです。

街中で、丁寧に丁寧にベンツの四駆などを乗ってる人を見るとすごく残念な気落ちになってしまうのです。