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ゲイの猫と犬のいる暮らし【猫編】①

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【かいや】

ゲイマッサージ師のさだ(@bokunoieplus)です。

何回かに分けて、猫と共に生活をした経験からの体験談。

猫を飼う際に、必要なもの。

覚悟しておくべき事などを、書いてみようと思います。

これから、猫を飼おうかと考えている方の参考になれば幸いです。

ひとし君

子猫は可愛いもんな〜

さだ

家族として迎えられたペットたちが

生涯愛されることを心から願うよ…

かいやについてのお話

アメショーの仔猫

相方と同棲が始まったある日、母から一通のメールが

「帰ったら、嬉しい事が待ってるから」

仕事を終え、帰宅した家で待っていたのが

手の平サイズのアメリカンショートヘアーの仔猫でした。

動物好きのぼくとしては、本当に最高のサプライズでした。

親戚の友人宅で生まれた子猫を

ぼくに黙って、母と相方で見に行っていたのです。

実家には、真っ黒のアメショー。

ぼくのおうちには、きれいな模様の入ったアメショーがやってきました。

かいやの性格

仔猫の時は、超甘えたさんだったんですが

ぼくの不注意で、一度かいやの足をドアで挟んでしまった事があり

それが原因かはわかりませんが、遊ぶのは大好き。

でも、抱っこされるのは嫌いな子で

THE 猫!!という感じの性格でした。

服を入れておく引き出しに入るのが大好きで

服を出そうとすると、すぐに入ってしまうので

いつもなら、ちゃんと出してから出かけていたんですが

ある日、帰ってもいつものお出迎えがありません。

「かいや〜」「かいや〜」と呼ぶと

何処かから泣き声は聞こえてくるんですが

どこにも姿が、見当たりません。

泣き声の方を辿っていくと、服を入れる引き出しに閉じ込めてしまっていました。

この事も、かいやにとってはどれだけ怖くて不安な時間だったかを考えると

本当に、申し訳なくてすごく反省した出来事の一つです。

ゲイの同棲生活①ゲイの同棲生活スタートと近隣問題について...

かいやの性格②

同棲を始めて、かいやがお家にやってきて

大正に一緒に引っ越しをして

次に家族としてやってきたジェシカとも喧嘩をする事もなく

よく一緒にジャレあってました。

【かいや&ジェシカ】

ジェシカは自分にとってはお姉さんにあたるかいやに

怒るような事は絶対にありませんでした。

次にやってきたケイルには、全く興味をしめしませんでした。

このケイルが、犬かと思うほどの性格で

ジャシカを怖がるような事もなく、僕達にもべったりだったので

かいやにとっては、僕たちをとられたと思っていたのかもしれません。

自分からは、あまり寄ってこなくなっていました。

服を入れておくケースには相変わらず、すぐに入ってしまう為

過去の経験から出かける前に、きちんといる事を確認して出かけていたのですが

ベランダへ出る扉を開ける時も要注意でした。

一瞬にしてベランダの塀に飛び移り、お隣さんのベランダに行ってしまうのです。

おやつなどを使って、戻ってくるように頑張るんですが

どうしても、戻ってこない時は

お隣さんが居ないことを、覗き込んで確認してから

ベランダの手すりを渡って、お隣のベランダに侵入して

自分の家のベランダに戻していました。

新しい場所での生活

芦屋で相方と同棲生活を始めた時に、家族としてやってきて

一緒に大正に引っ越しをし、ぼくと相方が別れることになった時

相方の次に住む家が動物を飼える環境だった為、相方にお願いすることにしました。

ところが、その相方が新しい家にてゲージで飼うと言い出したのです。

仔猫の時から、ゲージで飼われていた子にとっては大丈夫でも

今まで、我が家にやってきた時から自由に暮らしてきた環境から

急に、ゲージ飼いする事にぼくは反対しました。

そして、後で書いていくジェシカもケイルも引き取ることを決め

大型犬の飼える物件探しの始まりです。

決まった物件が、京橋にある長屋の一軒だったんですが

今まで、マンションだった為逃げたとしてもベランダにてお隣まで。

ところが、今回は長屋の一軒家。

すぐに、洗濯を干す二階に上がってきて屋根を渡って遊びに行ってしまうのです。

去勢手術はしていたのですが、外で病気をもらってきても可哀想なのと

どこかへ行って戻ってこなくなってしまう心配があった為

ぼくの実家で預かってもらう事となりました。

実家に預かってもらってもらうことに

その時、すでに実家には三匹の猫がいたんですが

母親か、上の姉が常に家にいたので

かいやにとってはよかったのかなと思っています。

ぼくが、実家に帰ると匂いがするのか

必ず、ぼくのリュックの上でくつろいでいました。

相変わらず、抱っこは嫌がってましたが

ティッシュを丸めて投げてもらう遊びが大好きでした。

日が経つにつれて、ぼくよりも母や上の姉になついていきました。

天国へ旅立った時のこと

もう、長くないかもしれないとわかり

実家に帰った時、かいやはほとんど動けない状態でした。

普段、実家に帰った際には自分の部屋で寝て

寝るときに、ぼくのところにくるような事は絶対になかったのですが

ぼくが、最後になるかもしれないと実家に会いに帰り

自分の部屋の布団にいると、かいやがやってきたのです。

部屋まで、来たことにも驚きましたが

ぼくの枕の上に乗ってゆっくりとしゃがみこみ

【今まで、ありがとう】と言ってるようでした。

「かいや ありがとう」

「ぼくのところにきてくれて本当にありがとう」

「いっぱい辛い思いをさせてしまってごめんな」

「ほんまに、ごめんな」と涙が止まりません。

かいやは本当はこうしてずっと甘えていたかったのかもしれません。

ずっとぼくが泣いてると

かいやはゆっくりと姉の部屋に戻って行きました。

次の日、ぼくは大阪へ戻り

数日後、母からかいやが亡くなったとの連絡がありました。

最後のお別れ

次の日、仕事を休み実家に帰ると

安らかに眠るかいやがいました。

下の姉と一緒に、神戸市北区にある動物霊園に行き

火葬の前に最後のお別れをするのですが

ぼくは、それまで身近で大きな死というものを経験した事がなく

大好きなかいやが冷たくなりそこにいる現実

二度と目を覚ます事がないという現実

この後、火葬されてしまう事など

嗚咽がとまらないのです。

見守っていてくれていた動物霊園の方も一緒に泣いてくださり

最後の別れをじっと待ってくれていました。

涙が止まらないまま、かいやに最後のありがとうを告げて

かいやは、虹の橋を渡って行きました。

猫を飼う際に必要なもの

初めに揃えるべきもの

【トイレ】

今では、猫用トイレにも色々な種類がありますが

こまめに、砂(等)を変えやすいものがいいかと思います。

猫は、すごくきれい好きな為こまめにトイレの掃除はしてあげましょう!

猫はほぼ無臭です。

においは、トイレの排泄物です。

こまめにトイレ掃除をすることで

部屋にこもってしまうにおいを防ぐ事もできます。

【食事場所】

餌を入れる器と、お水を入れる器です。

こちらに関しても、人間の食器と同じでこまめに洗ってあげて

清潔な状態を保ってあげましょう。

【猫草】

猫は、舌でこまめに毛繕いをするため

胃に溜まった毛玉を餌などと一緒に度々吐いてしまいます。

ぼくは、猫草を食べることで吐きやすくなっているものと思いあげていました。

『謎多き「猫草」の真実と効果を、日本ペットフード社が明かす』

置いといてあげると、うちの子はよく食べてました。

【爪研ぎ】

かいやは珍しく、あまり爪を研ぐ習性がなかったのですが

大体の猫ちゃんは爪研ぎは大好きな日課なので、あった方がいいです。

※かいやは大の苦手でしたが爪切りもしてあげましょう。

【遊べるおもちゃ】

かいやは、とにかく遊ぶのが大好きな子でした。

猫ちゃんのあのあそぶ姿はたまりません。

ついつい、いろんなおもちゃを買ってしまいます。

【首輪】

これは、うちの場合猫ちゃんによりました。

ケイルは全然大丈夫で、鈴付きの首輪をずっとしていたんですが

かいやに首輪をつけて、帰ったある日

おそらく自分で首輪を抜こうとして、口に引っかかった状態になっていて

すごく可哀想な状態になっていたので、それ以来つけませんでした。

【避妊・去勢手術】

子猫を産ませてあげる気があるのであれば別なのですが

その予定がない場合は、手術をしてあげた方がいいです。

『猫の避妊・去勢手術のメリットや配慮すべき点!時期や値段などまとめ』

sada’s point

猫派?犬派?などとよく言いますが、全く違う可愛さがあります。

いつか、また飼える環境が整った時には

やっぱり、大型犬と猫ちゃん両方を飼いたいです。

ペットは、可愛いだけではなく大変な事も沢山あります。

猫の場合は特に、【毛】【アレルギー】【ニオイ】【壁などでの爪研ぎ】

等です。

病気をした時などには病院代もかかります。

動物用の保険もありますが

基本は、実費治療の為高額です。

どんな事があっても最後まで面倒をみてあげる覚悟を決めて

家族として迎え入れてあげて下さい。